栃木県の足利市で最も有名な寺院、鑁阿寺(ばんなじ)を参拝しました。
鑁阿寺(ばんなじ)
◯アクセス
栃木県足利市家富町2220
◯駐車場 有り(近隣のパーキング)
◯所要時間 ~45分
◯規模 ☆☆☆★★
◯秘境度 ☆☆★★★
◯観光地度 ☆☆☆☆☆
駐車場はありませんが、近隣には市営の無料駐車場や土日祝日には臨時の駐車場が解放されています。すぐ傍には飲食店やお土産屋が立ち並び、足利学校もあるという市内観光の中心となっているエリアです。
境内
ー足利最強の寺院ー
その寺院は規模、知名度ともに足利を代表する寺院だという。
由緒によると
真言宗大日派の本山である
足利氏の氏寺であり本尊は大日如来
そしてもとは足利氏の館であり、寺院でありながら日本百名城の一つとされている
もとは館であったのが、覚醒した足利義兼により仏堂を館内に建造していったのが寺院としての始まりとされている
今現在、中世来の貴重な文献・資料が残されている歴史ある寺院である
ということで、もとは足利家の屋敷だったんでんですね。
境内は四方を堀で囲まれた寺院としては珍しい造り。
もとは足利氏の邸宅であることの名残で、当時の武家館の面影がみえるんだとか。
鴨が数羽泳いでいました。水面で足をばたつかせているのが良く見えてかわいい。
平日の足利市はガラガラですが、それでもこの寺院には一定の観光客がみられます。さすがは足利家に縁ある地。
境内の案内図。
平安時代末から鎌倉時代初期にかけた武士の館はこんな造りだったんだとか。よくわかりせんが戦国時代ならば四方から入れる屋敷は作らないだろうなとか思ったり。
正面から右手は鐘楼のあるエリア。ちょっとした遊歩道になっている。
左手をみると多宝塔と大銀杏の大木で、いずれも存在感有り。
多宝塔は創建時のものかと思いきや江戸時代に再建されたものなんだとか。
毎月23日にご開帳していて、参拝者には小遣いに不自由しない御利益があるという「お種銭」を授与しているのだという。
そして銀杏の木はというと
・・・でかい
それもとてつもなく
大銀杏の樹齢は650年を超えるという老木で、間近でみるとかなりの迫力がある。言い方悪いけど木の化物というのか・・・ここまででかい銀杏は関東にはないのでは?囲いがあり触れることができないのが残念。
ある程度周りを見学したところで境内の中央に目をやると、そこに建つのが本堂。平成25年に国宝となったそう。
「禅宗様」という当時中国で最新の建築様式を取り入れたものなんだとか。なんでこの禅宗様の先駆けになる建造物として、貴重な文化財に指定されているようです。
にしても、この寺院の良いところは何から何まで重厚感のあるところ。
歴史の教科書にも載ってるような一族が建てたものなのだから当たり前だけど、しょぼさを全く感じさせません。
パワースポッティックな雰囲気ではありませんが、観光スポットとしては見応えがある。
中も入れるのかと期待しましたが、本殿内は覗くことまでしかできず。
最後はお賓頭盧(オビンズル)様。
寺院によってかわいらしいのやイケメンのがあったりするけど、こちらのお賓頭盧様はリアル系。でもこの方が安っぽくないし風情があっていいな。
治したいところを撫でると良いのがお賓頭盧様、ということで頭を撫でたかった(髪の毛的な意味で)んだけど手が届かない・・・せっかくなので足を撫でておきました。
御朱印情報(種類・期間限定等)
鑁阿寺の御朱印についてまとめます。
<御朱印の特徴>
限定御朱印:無し
手書き:有り・書き置き:?
・本尊の書かれた御朱印
・種類は1種のみ
そうしていただいた御朱印はこちらです。
最後に~周辺の神社仏閣~
足利には何度も足を運んでましたが、鑁阿寺は数年ぶりの再訪。前は不思議と魅力を感じなかったんだけど、今回は改めて大した寺院だなーと思いました。
・・・歳くったからかな・・・?
そばにある足利学校とセットで一度は観光すべき寺院です。
その他、足利市で参拝した神社仏閣は以下の記事でまとめています。
また、周辺の市内にもこれまたいいところがたくさんあります。
・足利市と並ぶ県内屈指の御朱印スポット、佐野市のまとめ記事
・ぶんぶく茶釜の茂林寺がある群馬県館林市のまとめ記事
・さざえ堂、東照宮、そしてカラフル御朱印の八坂神社が集う群馬県太田市のまとめ記事
・報徳寺を始めとした北関東最強御朱印が集うゴシュイニストの聖地、群馬県桐生市のまとめ記事
自分もまだまだ周りきれてません・・・時間をかけてじっくり巡ることをおすすめします。
参拝箇所が増えたら更新していきます。
栃木県の御朱印(おすすめ・限定情報含む)と記事、市内の観光情報はこちら
・栃木県の御朱印とパワースポット記事一覧はこちら
・足利市の観光スポットはこちらで確認できます
それでは