ー中禅寺湖の社寺を巡るー
「いろは坂」を抜け栃木県の奥日光とも言える場所、中禅寺湖エリアにある有名どころの神社仏閣を参拝しました。
日光二荒山神社中宮祠と、中禅寺です。
- 日光二荒山神社中宮祠と中禅寺のアクセス・駐車場・所要時間等
- 日光二荒山神社中宮祠
- 中禅寺
- 御朱印情報(種類・期間限定等)
- 最後に~周辺の神社仏閣と観光スポット~
- 栃木県の御朱印(おすすめ・限定情報含む)と記事、近くの観光情報はこちら
日光二荒山神社中宮祠と中禅寺のアクセス・駐車場・所要時間等
■日光二荒山神社中宮祠(にっこうふたらさんじんじゃちゅうぐうし)
◯アクセス 栃木県日光市中宮祠2484
◯駐車場 有り(20台)
◯所要時間 ~45分
■中禅寺(ちゅうぜんじ)
◯アクセス 栃木県日光市中宮祠2578
◯駐車場 有り(10台)
◯所要時間 30~60分
・クルマの場合どちらにも駐車場はありますが、広くはありません。平日なら停められますが、土日祝日は中禅寺湖周りにある駐車場を利用するしかなさそうです(無料箇所も有り)。
・このエリア(奥日光)の御朱印は8割以上こちら2社寺でいただくことができそうです。
日光二荒山神社中宮祠
ー中禅寺湖のパワースポットー
由緒によると
創建は784年
本殿と奥の宮の間に建てられており、故に中宮祠と呼ばれる
二荒山神社の奥院は後ろに聳え立つ男体山山頂にあるが
勝道上人がそこまで登れぬ人々のために建てたのだという
御祭神は古来の神である父の大己貴命、母の田心姫命、その子である味耜高彦根命の3神を祀る
うーむ。恥ずかしながらそんな昔からある神社とは知らず。日光って歴史的にも古いんですね。
神社独特の雰囲気に浸るつもりはなく、たんに観光のつもりできたのだけど。
鳥居を潜ってみると、気の変化を感じる。
・・・おかしい、単に観光スポッティックなところかと思っていた、が。オーラがあるぞ?
これはなかなかどうして。
階段を上がって振り返ってみる。
木漏れ日のコントラストに鳥居、そして奥に見える中禅寺湖と情緒感があります。
うーむ、悪くない。
先に進むと雄大さを感じさせる境内。後ろには男体山がありこれもまたパワースポッティック・・・・やるな。
て、かなりアホな勘違いをしていたんですが。
日光といえば東照宮の印象が強くて、ここは東照宮の別院くらいに考えてたけど・・・・そうだよ全っ然違う神社だった。
自分は東照宮に神聖感を感じない側の人だけど、納得。
正面左手にも鳥居と参道、そして右手には宝物殿と数台が停められる駐車場。台数少なく、週末に停めるのは無理そうです。
宝物殿前にはレトロな時計台と魚?を頭に乗せた牛。て、これはなんだったかな。
拝殿は奥行きがあり貫禄有り
拝殿前からの随身門、そして中禅寺湖を臨む。
なるほど・・・格式の高さを感じる。
拝殿の左手には山霊宮(やまのみや)がある。
男体山信仰で信徳を重ねた人々を祀っているのだという。
そして拝殿より右手には登山道の入り口となる登拝門。
冬季期間ということで閉まっていました。
4月の下旬から11月にかけて解放されます。
ところで手前にある金龍と鈴がありますが、これは鈴を鳴らしながら龍を回ることで、登山の安全を祈願するそうです。
覗き込むと登山道が続いています。
いつか登ってみたい。
境内には参拝者を楽しませるいくつかの工夫もあります。
左の画像にあるのは幸運を呼ぶ黄色いハンカチなるもの。願いを書いて境内にある松の木に結ぶとご利益があるようです。
そして右の画像はマツボックリ占いです。置かれてるマツボックリをルーレットで回して出た目が現在の運気になるんだとか。
ちなみに自分は最良でした。今が最良では困るんだけど・・・
そしてこちらは幸福の社と呼ばれるもの。木彫りの階段を上がり、少し林の中へ入ると小ぢんまりとした神社がありました。
せっかくなんで参拝。
観光地的な要素を取り込みつつ、神社特有の神聖な空気もあるという良社だったと思います。
言うまでもなく奥日光エリアでは必ず訪問したいスポットの一つになるんではないかと。
御朱印については最後にまとめていますが、兼務社となるこの辺り一帯の神社の御朱印も揃っています。
中禅寺
ー輪王寺の別院ー
由緒によると
二荒山神社と同じく、勝道上人によって創建された世界遺産「日光山輪王寺」の別院である
創建の始まりは、かつて勝道上人が中禅寺湖にて千手観音様を見たことから始まったと言われている
その後彼は観音様の姿を桂の立木に彫ったとされ、現在もその観音像は中禅寺に残されている
まずは山門を潜り
境内は開放感のある造り。中禅寺湖を眺めることもできます。
さらに振り返ると、二荒山神社と同じくやはり男体山が見える。建造物と一体となった景観は抜群です。
参道の正面奥にあるこちらは「波之利大黒天堂(はしりだいこくてんどう)」。
秘仏とされ通常は拝観することはできないようです。
そして大黒天堂の左手にある、こちら「本殿」から先の丘に建つ「五大堂」にかけては拝観することができます。
残念ながら中の写真撮影は禁止ですが、中に鎮座している立木観音とそれを守護する四天王像、五大明王に堂内に描かれた天井画はすさまじい。拝観料以上に見る価値があるものでした。今回、奥日光はいろいろと観光もしてきましたが、二荒山神社と同様に間違いなく外せないスポットと言えます。
が。
像の迫力に圧倒され、その作り手の執念と信念に想いを馳せるケンボー。そのような中、拝観中はありがたいことに坊さんが参拝者を集めて説明もされて勉強になったのだけれども。
お話の最後にお守り(2000円)を買いましょうとのご案内が入る
(ほう・・・さっそくきやがったな。皆を集めて説法を説き、まずは雰囲気を作るという集団心理を用いた手法。そしてその熱が冷める隙を与えぬスピーディーなクローズ。すなわちデパートで良く切れる包丁等を実演販売するというあの手法を用いたわけか、見事なり)
というわけでお守りは買わずに奥に進もうとしたところ、お守りは宜しいですか?と念押しの一言。
(ぐ・・・・しかし感覚が研ぎ澄まされておりそのような思惑は瞬時に見抜けるこのパワースポッターにその手は通用しない。やらせはせん!!)
ケンボーは「大丈夫です。」という曖昧で返答になっていないがこういう時に便利な一言を残し、次の堂へと向かったのだった
とかなんとか。ひねくれた面倒くさい男、ケンボーはそんなくだらないことを考えてましたが。
寺の方が手間暇かけてお加持されたものだそうで、本当はめっちゃ欲しい。
握る強さによって色が変わるそうなんですよ。そしてある一定の色になった時、願いが成就するのだとか・・・・・なにそれ、ご利益抜きにしてもかっこいいです。
以上、金がないので買わない言い訳をしました。本当にありがとうございました。
中を拝観させてもらった後はからの景色を拝んで終了です。
御朱印情報(種類・期間限定等)
最後にいただいた御朱印です。
日光二荒山神社の御朱印
<御朱印の特徴>
限定御朱印:有り
手書き:有・書き置き:期間限定は有り
・通常は兼務社も含めて8種
①日光二荒山神社②二荒山神社奥宮③稲荷神社④瀧尾神社⑤七福神⑥太郎山神社⑦霊峰 男体山⑧温泉神社
・御朱印の他、七福神の色紙も有り
・限定御朱印は正月、もしくは不定期で出されることがある
というわけで、奥日光エリアにある神社の御朱印はほとんどこちらでいただけそうです。
まず境内で案内されていた御朱印がこちら
太郎山神社というのが何気に気になるな・・・そして男体山も御朱印になるんだね。
そして自分がいただいた御朱印がこちらです。
参拝した中宮祠と、参拝してもいないのに奥宮、そして良くわからないのに祢々切丸(ねねきりまる・書置き)の御朱印をいただきました。
祢々切丸は名刀のことのようですね、そっち系はよくわかりませんが限定に弱いので拝受。この実物?は宝物殿に展示されてるようです。
この他、奥日光で参拝した【温泉神社】の御朱印もいただいてます。
日光二荒山神社の御朱印帳
二荒山神社といえば気品のある御朱印帳で人気です。
自分も欲しいのですが・・・・お守り買えないくらいお金ないので諦めました。
中禅寺の御朱印
<御朱印の特徴>
限定御朱印:有り
手書き:有・書き置き:期間限定は有り
・通常は3種
・限定御朱印は正月、もしくは不定期で出されることがある
・その他、写経をするといただける限定御朱印(書置き)がある
自分がいただいたのはこちら
通常の御朱印と、写経していただいた金色御朱印(書置き)です。やはり金はいい・・・
写経については、外の受付で申し込めば案内してもらえます。場所はこちらの堂内でした。
ちなみに中の展示物の撮影は禁止でしたので、記念に用紙だけ撮影。
中禅寺の御朱印帳
中禅寺の御朱印帳は種類が豊富でした。
最後に~周辺の神社仏閣と観光スポット~
日光といえば全国屈指の観光エリアですが、こちら日光二荒山神社中宮祠と中禅寺のある中禅寺湖エリアはいくらか静かな印象でした。個人的にはわちゃわちゃしている東照宮付近よりも「いろは坂」を抜けてきたこちら奥日光側のほうが好きですかね。
日光~奥日光の神社仏閣と観光スポット(おすすめのみ)はこちらの記事にまとめています。
栃木県の御朱印(おすすめ・限定情報含む)と記事、近くの観光情報はこちら
・栃木県内の御朱印とパワースポット記事一覧はこちら
・奥日光、日光市の観光スポットはこちらで確認できます
それではっ