【法水寺/渋川市（群馬）】御朱印と由緒・境内を紹介

群馬県の渋川市伊香保町にある、法水寺について紹介します。

沸光山法水寺（ぶっこうざんほうすいじ）の概要

まず沸光山寺だが、

1967年、星雲大師という人物が台湾の高雄にて開山。

全世界に300以上の分院や道場があるのだという。

沸光山寺には４つの理念があり、

１・教育による人材の育成

２・文化による弘法

３・慈善による社会への奉仕

４・修行による人心の浄化

これらを通し人間仏教の実践を目指している。

法水寺はこの臨済宗沸光山寺の、日本の総本山として伊香保に創建された。

とかなんとか。由緒というか法水寺の取り組み的なことを書いたわけだけど。

この沸光山は台湾では相当大きな、普及している宗教団体だそう。そして創始者の星雲大師という方は何かの理事長だとか名誉会長だとか、なかなか華々しい経歴をお持ちなようです。

反日と噂されるネット情報もあるようですが、単に観光目的で参拝してみる程度のことで我々庶民が気にすることではないかと。見るのはタダだし。

まずは案内に描かれていた敷地の全貌・・・

ともかくでかい

広大で一直線の階段が本殿まで続く。

傾斜はたいしたことがないので登るのが大変ということはありませんでした。

駐車場から階段に向かうと、入り口に謎の太ったおっさんが現る。

うーむ、真面目なのかネタなのか難しいところだが（真面目なんだろうが）これはインパクトがある。

たぶん開山した星雲大師をイメージしたものだとは思いますが、詳しいことは案内されていませんでした・・・てホント誰？

階段を上がると節目毎にお地蔵さんの石造がいます。

お地蔵さんによって仕草が違っていて趣向を感じる。かわいらしいデザインからも今風というか映えを意識した模様。

と、ここまでは荘厳な寺院にポップな感を取り入れつつな印象でしたけど、階段を上がりきり本殿前で振り返ってみた景色は絶景！！
天気はいまいちだったけども、伊香保って綺麗だな。この辺では一番景観のいいところかもしれません。

正面にはどでかい本殿と、なぜか後ろ向きの観音様が。

この観音様の前に回ると絶景をバックに鎮座されてる風になるのですね。なるほど、映える。

これは・・・見ざる聞かざる言わざるを表してるのではないかと。

ちなみに元となってる三猿は世界各地に似たものがあり起源が明らかになってないんだとか。

１Ｆから中に入ると受付ぽいロビーがありましたが拝観料は特に無し。そこからエレベータで２Ｆに上がります。

通路にはいろんな仏像がちらほら（無知で何のこっちゃか不明）

そして意味ありげと思い入ったこちらの部屋が慈悲宝殿。

ベンチソファーが並べられてるんですが、ここはセミナー的なことでもするんですかね・・・

正面には千手観音像が祀られてました。これは中国の敦煌（とんこう）にて発見された、世界遺産「莫高窟の壁画」をもとに彫られた像なんだとか。

更に奥に進むと本尊の部屋ぽいところが見えてきました。統一された衣装を着ている信者さんがちらほらいて談笑しています。明らかに言葉がわからず、日本人ではなくアジア系外国の人ぽい。

本尊のいるこの部屋は大雄宝殿といい、広々空間。

天井には鮮やかな蓮のオブジェがあり、入り口にはアジア系の寺院でよく見る門番風の武将。壁にはお釈迦様の生涯に関するエピソードがびっっしり記されています。

そしてどどんと鎮座するこの本尊様は宝仏釈迦牟尼仏（ぎょくぶつしゃかむにぶつ）というらしい。一枚岩で彫ったというのは驚き。

ただ参拝方法が灯明をあげるもので受付しなきゃならないんだけど、誰もおらずやり方がわからず・・・本尊様には手を合わせるだけで後にしました。

それにしても大きいお寺、というか施設。行事の際にはどれくらいの信者さんが集まるのか。

法水寺の御朱印についてまとめます。