最強の観光スポットはどこか?
江ノ島神社を参拝するのが目的でしたが、ついでに神奈川県屈指の観光スポットである江ノ島をじっくり観光してきました。
ここでは江ノ島神社と御朱印の他、島の主要なスポットとルート・所要時間・泊まったホテル等をまとめています。
なお、隣町の鎌倉~江ノ島までの全ルートはこちらにまとめています。
- 江ノ島神社(えのしまじんじゃ)
- 江ノ島の観光ルート・所要時間について
- 弁天橋~江ノ島神社/辺津宮(へつみや)
- 中津宮(なかつみや)
- サムエルコッキング苑
- 奥津宮(おくつみや)
- 岩屋洞窟
- おまけ:江ノ島のおすすめホテル
- 御朱印情報
- 最後に
- 神奈川県の御朱印と記事、近くの観光スポット情報はこちら
江ノ島神社(えのしまじんじゃ)
◯アクセス
神奈川県藤沢市江の島2-3-8
◯駐車場 有り(数百台)
◯所要時間 30分〜6時間
◯規模 ☆☆☆☆☆
◯秘境度 ☆☆★★★
◯観光地度 ☆☆☆☆☆
江ノ島神社とは島内にある辺津宮(へつみや)・中津宮(なかつみや)・奥津宮(おくつみや)の総称であり、それぞれ女神を祀っている。それすなわち、宗像三女神と呼ばれている。
さらには、日本三大弁天が一社なのだという。
欽明天皇の勅命により、江の島の南の洞窟に宮を建てたのが始まりとされているようだが、その後の神仏習合時代では寺院として長く崇拝されており、かつ江戸時代で弁才天信仰が根付いた。
が、明治以降ではなんやかんやがあり仏式を廃され江ノ島神社へと改称された。
今現在、主に恋愛スポットとして注目されている。
・・・・テキトーすぎるがまとめるとこのような感じかな。
訪問手段ですが、車で行くのはやめといたほうがいいです。
シーズンオフの平日なら問題ありませんが、シーズン中(特に休祝日)は混雑が尋常ではない。弁天橋を渡った島内の駐車場は数時間待ちは当たり前、島外の近隣駐車場でもそうそう停められないでしょう。以前見かけたことがありますが、あれは正気の沙汰とは思えません。
地元民や知ってる人なら当たり前のことなんだろうけど、なんでか毎年大渋滞を起こすようですね、これが人の業なのか・・・
小田急【片瀬江ノ島駅】、やや離れますが江ノ島電鉄【江ノ島駅】より徒歩で行けるところなので行く手段は迷わず電車です。
また所要時間は参拝・観光するスポットによって大きく変わりますので以下にまとめます。
江ノ島の観光ルート・所要時間について
まず、江ノ島を入り口から辿る順にエリア分けするとこのようになります。
①仲見世通り~江ノ島神社/辺津宮
滞在時間:30分
②江ノ島神社/中津宮
滞在時間:10分
③サムエルコッキング苑
滞在時間:60分
④江ノ島神社/奥津宮・龍宮~恋人の鐘
滞在時間:30分
⑤岩屋洞窟 ~遊覧船べんてん丸
滞在時間:60分
①~③まではエスカーという乗り物(要はエスカレータ)を使えばすんなり行けるエリアです。が、徒歩だと階段を登ります。まあまあきつい。
※エスカーは上りのみで下りはありません
③~④は徒歩で進むエリア。5分~10分程の距離です。楽勝。
④~⑤も徒歩で進むエリア。それなりにきつい階段があり、行きはいいけど帰りは辛い・・・
が、天候が良ければ遊覧船のべんてん丸が出航しているので、その船で入り口まで帰ることができます。
以上のエリアと滞在・移動時間を踏まえて、以下4つのコースに分けてみました。
徒歩で江ノ島の入り口にあたる弁天橋を渡る前から帰ってくるまでの所要時間をそれぞれ考えると
・江ノ島神社/辺津宮の参拝のみ
⇒1時間以内
・辺津宮~中津宮~奥津宮まで参拝
⇒2時間以内
・奥津宮までの参拝とサムエルコッキング苑観光
⇒3~4時間以内
・岩屋洞窟観光まで含めたフルコース
⇒6時間以内
といったところでしょうか。
また、フルコースで観光する場合はeno=passという江ノ島を1日利用できるフリーパスを購入するのがお得。
1000円/一人でエスカー(頂上まで360円)・サムエルコッキング苑(入場料200円)・シーキャンドル(入場料300円)・岩屋洞窟(入場料500円)の計1360円するスポットを何度も利用できます(それぞれ一度で充分ではあるが)。
更にはお土産で5%の割引やら近隣にある江ノ島水族館、以下に載せる江ノ島アイランドスパを割り引いて利用できます。
その江ノ島アイランドスパという施設ですが、仲見世通り前にあり。こちらは温泉施設になってるようです。
というか温泉沸いてるなんて知らなかったぞ・・・さすが江ノ島、なんでもありだな。島をぐるっと回ってきた最後はここで汗を流すのもいいんでないかと思います。自分は時間と金がないので利用しなかったけど。
それではスポットを順に紹介していきます。
弁天橋~江ノ島神社/辺津宮(へつみや)
まずはこの200mほど?の江ノ島橋を進んでいきます。体感的にはけっこう長い・・・風が強いと吹き上げられた砂が飛んできます。
江ノ島内に到着すると、一の鳥居がお出迎え。この先が食事処やお土産屋がひしめきあってる仲見世通りで、島で最も賑やかなエリアです。
島名物のどでかい【タコ煎餅】を売ってる店に並んでる人たちを横目に通りをずんずん進みます。皆よほどSNSにこの煎餅を載せたいのだろう、その程度のことお見通しよ。
そして行列を無視して先を急ぐとこのような赤色の鳥居 が現れました。
ここからは【エスカー】で登ることが可能。また階段で登るのはそこそこきついですが、景色はいいのでのんびり進むのもありです。ちなみに自分は景色うんぬんではなく単にエスカー代をケチって登りました。今思うと払っといた方が良かったです、あー疲れた
階段を登った先には江ノ島神社/辺津宮が鎮座しています。辺津宮は先に書いた三女神「タギツヒメ」を祀ってるんだとか。それで縁結びのご利益があるとのこと。
うーむ、若者がちちくりあう恋を育む江ノ島らしいご利益です。
なお鎌倉・江ノ島七福神の一社にも数えられており、自分のように七福神巡りの参拝者も多くいました。みんな七福神巡りで貰う子袋もってるからわかるんだよな・・・
また社の隣には奉安殿があり、中には弁財天が2体祀られてました(拝観料はたったの200円だし見たほうが良い)。他にも金運アップのご利益があろう銭荒いの池もあれば、年中設置されている茅の輪潜りがあるなど、縁結び祈願でなくとも参拝しがいがあります。
ちなみに境内社含む御朱印はこの辺津宮で全て拝受できます。
中津宮(なかつみや)
辺津宮より更に高所にあるのが中津宮です。江ノ島の中腹部になりますかね。
エスカー使えば楽々行けますが、ケチって階段を登ります、あああああああ疲れた
景色はいいですけど。
中津宮は朱色の映える社殿です。こちらでは三女神「イチキシマヒメノミコト」を祀ってます。
こちらの神様も、縁結びのご利益というか恋愛成就の神なのだとか。辺津宮と合わせて参拝すればよりご利益は強力なものになるかもしれませんね。
サムエルコッキング苑
中津宮の参拝を終えて更に上を目指とようやく島の頂上につきます。
結局は徒歩でここまできましたが、基本エスカーを利用するのがいいと思います。じっくり江ノ島観光しようと思うとまだまだ歩くので体力は残しといたほうがいい。
そんなわけでまず目に付くのがこちらのサムエルコッキング苑。
フランス料理屋みたいな名前ですが、敷地内には庭園・展望台・カフェが併設されていました。
ま、幾多のパワースポットを訪れて感覚が研ぎ澄まされたこのケンボー。この手の観光地は見飽きたしリア充やらメディアに乗せられた情弱やらがきゃっきゃする程度のところだろうとは思っていたが。
・・・・ほう。これはこれは。
なかなかどうして。いや普通にお花が綺麗だよ。カメラマン風の人達もこぞって写真撮ってます。
彼女を喜ばすにはもってこいの場所でしょう。相方(おばさん)のこともチューリップから顔だけ出して撮影、ご満悦でした。お前はひょっこりはんか。
奥に行くと江ノ島シーキャンドルという展望台があります。展望台は室内と室外があり、天候が良ければ室外(最上階)へ行くことができます。
展望は360度のパノラマ。うーむ・・・あまり期待はしていなかったが絶景なり。
太平洋・富士山・江ノ島~鎌倉の町並みを一望できる良スポットです。
ちなみに寄りませんでしたが、敷地内にあるロンカフェというカフェもいい感じでした。
またサムエルコッキング苑では屋外のステージも設置されており、夏に花火、冬はイルミネーションと季節毎にイベントを催してるようです。
つまりまとめると、このブログで言うこともないですが神奈川屈指のデートスポットですね。
奥津宮(おくつみや)
サムエルコッキング苑から更に島の奥へと進んでいきます。
ここは既に頂上なので多少のアップダウンはありますがほぼ平地です。
奥津宮を目指し、5分ほどこのような道を進んでいきます。
しばらくすると灯篭が現る。
すると江ノ島神社最後の社である奥津宮を発見。こちらでは三女神「タギリヒメノミコト」を祀っています。
奥津宮の隣には龍の石像が存在感ある龍宮(わだつのみや)が鎮座していました。
こちらは後に紹介する岩屋洞窟の真上に位置しているとのこと。
辺津宮・中津宮では恋愛的なご利益がありましたが、ここでは安産・子育てのご利益があるんですって。
つまり江ノ島神社を参拝すれば、好きな人と付き合って無事結婚して子供が生まれるまでのストーリーを一括で叶えられるということか。
・・・ご利益を信じてない者は除く?知ってますがな。
最後に余談ですが、このエリアには龍恋の鐘に続く小道があります。
自分は興味ないので行きませんでしたが、ここも観光するとなると+10分はかかるんでないかと。しかしどんだけ恋してれば気が済むのか。
岩屋洞窟
奥津宮から先は、江ノ島の最奥地である岩屋洞窟を目指すことになります。ちらほらある飲食店を横目に階段をずんずん下って岬方面に進んでいくのですが・・・
ここから行きは下りですが、帰りは坂道になるので気を引き締めましょう。
ただし天候が良ければこの先に遊覧船べんてん丸への乗り場があり、江ノ島入り口まで楽々帰ってこれます。が、悪天候の場合はこの坂道は避けられません。
帰るころにはだいぶ歩いてるはずなので、最後の坂道はこたえるものがあります。
岬にでると富士山と太平洋を一望できる絶景の道にでます。疲れたがここまで来た甲斐はありました。どうでもいい話ですが綺麗なトイレもあるので安心。
そして平地を5分ほど先に進むと江ノ島の最終地点である岩屋洞窟にたどり着きます。
中は薄暗く、ローソクを灯して散策するという粋な演出(写真ぶれちた)。奥は長く、見所もあればそれなりに時間もかかります。
なお、中では岩屋の歴史や伝説が紹介されてました。
なんでも江ノ島神社発祥の地になるようで、ここに勧請されたのが始まりなのだという。
更には伝説よると
かつてこの地には五つの頭をもつ龍がいた
その龍は悪行を働き、島の住民を苦しめていたのだという
そのような中、天女(美人)現る
龍は天女に惚れ、結婚したいがために悪行を辞めた
二人?はほどなく結婚し、天女は弁財天として祀られるようになったのだという
だそう。うーむ、江ノ島とは始まりから終わりまで色恋尽くしなスポットであった。
おまけ:江ノ島のおすすめホテル
ところで江ノ島・鎌倉を泊りがけで行く場合、どこに泊まるか迷いません?
一等地ということもあってか高いかボロイ施設(失礼)が大半じゃないですか。それもあり、多くの人は隣町の大船・藤沢あたりのホテルを探すんではないでしょうか。
自分はよく地方のビジネスホテルには泊まりますが、経験からいってホテルに泊まるなら一泊5000円/一人でそこそこのホテルが良いというのが個人的感覚です。
温泉旅館はいい風呂入りたいしご飯は旨いしで高い施設を好みますが、ホテル如きはそこそこで充分と考えてます、キラキラ夜景だとか高級感がうんちゃらとか興味なし。
そんな自分が選んで良かった江ノ島のホテルがこちら
・ほてる汐彩
神奈川県藤沢市片瀬海岸1−7−3
です。
小さいホテルですが部屋は綺麗でユニットバスも広め。なによりこのグレードで価格が一人5000円程ということで、このエリアではかなり安い。
旅行サイトで口コミ上位のホテルですが納得です。
朝食は無料で無くなり次第終了とのことで、余り物だろかと期待していませんでしたが、焼きたてパンを提供してくれて且つ思いのほか美味い。このケンボー、幾多の飲食店を訪れて味覚が研ぎ澄まされてますからね、間違いありません。
さらには江ノ島まで徒歩5分という好立地で、窓からは江ノ島が一望できます。夜景の江ノ島はロマンスティック。恋人にもぴったりなホテルでないでしょうか。
難点を一つ言えば、壁が薄い気がしなくもないです。が、価格と綺麗さ・広さを考えれば充分すぎる。
江ノ電駅までも近いので、鎌倉観光の拠点としても利用できます。
御朱印情報
それではいただいた御朱印です。
まずは七福神御朱印(色紙)で、右上が江ノ島神社。この色紙は江ノ島神社の他、七福神巡りの社寺で購入することができます。また、色紙でなくとも個別に御朱印帳にも書いてもらえます。
こちらは江ノ島神社と龍宮社の御朱印。龍宮御朱印は書置きのみです。
この他、境内社である八坂神社の御朱印も拝受できます。
最後に
江ノ島といえば夏に若者がきゃっきゃするところだと思ってましたが、今は冬もイルミネーションを開催したりと年中賑わっている印象でした。
言うまでもないけどここは神社の参拝目的というよりは観光やデート・遊びでくるところですかね。おっさんな自分にはワイワイした空気にちと疲れた。
神社のご利益は恋愛系だし各スポットもロマンスティックなんで女子旅やカップルデートにおすすめの場所です。
神奈川県の御朱印と記事、近くの観光スポット情報はこちら
・神奈川県の御朱印、パワースポット記事一覧はこちら
・江ノ島周辺の観光スポットはこちらで確認できます
それでは