群馬県の下仁田にある常光寺を参拝しました。
常光寺(じょうこうじ)
◯アクセス
群馬県甘楽郡下仁田町宮室61
◯駐車場 有り(30台)
◯所要時間 ~45分
◯規模 ☆☆★★★
◯秘境度 ☆☆☆☆★
◯化石の数 ☆☆☆☆☆
下仁田駅方面から県道45号線を南牧村方面へ進む途中でたまたま見つけました。
詳しくはわからないけれども、下仁田は過疎地区に指定されているんだとか。今世紀には消えるかもしれない(むしろもっと早い?)と思うと感慨深いものがある・・・・ただ、人事だから言えることなのかもしれませんが、この辺りはとても味のある田舎です、景色を眺めるだけでも来た甲斐がありました。
境内
正式には宮室山観音院 常光寺。
詳しい由緒はわからないけれど、応仁の乱以降の荒れた時代に開山されたのだという。その後は度々火災に見舞われ、記録があまり残されてはいないんだとか。
参道には比較的新しめな観音様と金剛力士像が参拝者を出迎えます。
県道45号線からこのような小道を入って入門。うーむ・・・しかしまあ、のどかなところ。
階段を登り寺院のある高台から風景を眺める。
民家がポツポツありますが、ここまでほぼ誰とも合わず。
境内には眼下の町を見守るように六地蔵に伝教大師。といっても周囲は畑と山しかなかったりするんだけど。
中にはかわいい系の地蔵も。表情が皆違うところが凝っている。
参拝は本殿内に上がらせてもらえます。線香の匂いがたまりません。
そして一見なんの変哲もない堂内ですが、目を引くものがありました。それが
この化石群である。
・・・これは、住職の趣味?なにやら子供心をくすぐりそうなすごい数の化石が展示されてます。主に下仁田で発掘されたものなんだとか。そんな採れるものなん?
寺の住職さんて音楽だったり絵画だったり、アート系の趣味や生業をもった人が多い印象ですが、化石は初めてみました。
参拝後して帰る際には奥さん?に御朱印と更には余ってるからと下仁田ネギまでいただきました。
なんか忘れていた田舎の優しさを思い出しますね、どうも有難う御座います。初めて食べましたが苦味がないというのか、実に美味かったです。
去る前には高台の境内より風景を眺める・・・
空が綺麗だ。
こういう綺麗に澄んだ青空は群馬ならではだな。
この景色をみて情緒的になったケンボーは思わず呟く
「青は碧より出でて碧より青し・・・」
雰囲気と青い繋がりでなんとなく言ってしまったが、言葉の使いどころは間違っていた。
そして共にきた相方は言葉の意味もわからないくせに引いていた。空気の読めない女だった。
御朱印情報
最後にいただいた御朱印と、その他まとめます。
<通常御朱印について>
2種
<期間限定後朱印について>
無し
最後に
何もないのがいい
というのがここ下仁田でした。
もとは隣地区にある黒滝山不動寺を目指した際に立ち寄ったのですが、なかなかどうしてこの一帯が後世に残したいような景色が広がってます。他に目立つ神社仏閣もなさそうで、不動寺と常光寺は御朱印巡りで必ず候補に上がるかと思います。
黒滝山不動寺の記事はこちら↓
また常光寺で教えていただきましたが、荒船風穴という蚕種貯蔵施設である世界遺産があるようです。単に貯蔵施設と思いつつもこの猛々しい名前に惹かれますね・・・この近辺で富岡製糸場以外にも世界遺産があるとはさすがは群馬県。山中にあるようなので冬期は閉鎖しているとのこと、夏にでも訪問したいと思います。
群馬県の御朱印(おすすめ・限定情報含む)と記事・近くの観光情報はこちら
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それでは