最強の御朱印スポットはどこか？
東京都の葛飾区にある大珠院を訪問しました。
アートカラフルな御朱印をいただける寺院です。
大珠院（だいしゅいん）
◯アクセス
東京都葛飾区鎌倉4-4-3
◯駐車場 無し
◯所要時間 45～60分
◯規模 ☆☆★★★
◯秘境度 ☆★★★★
◯御朱印力 ☆☆☆☆☆
都内はやはり交通機関を利用するのが無難。
京成本線・小岩駅より徒歩5分程です。
境内
本殿は改装したのか新しい。
本尊は外からは拝めなさそうですが中に入れていただけます。
中は本尊を中心に大黒様の像がずらり。中でも金ぴかな衣類で施された黒大黒様（でいいのか？）はもともと、とある人を成功に導いたとされる縁起のいいもの。つまりは金運商売運です。少しでもあやかりたいので大黒様のお守りを購入してしまった。
そんな本殿内では、御朱印を授与する際にまず住職さんより法話を聞くことができます。
主な話は①寺院の由緒 ②大黒様について ③宝篋印塔（ほうきょういんとう）だったですかね。
①は割愛するとして（他でいくらでも紹介されてるし）、②は主に大黒様の成り立ちについて教えてもらえました。
大黒様ていうと、イメージだと笑顔が優しい太ったおっさんですが。もとは恐ろしい破壊神シヴァがルーツだという。それがなんであのような見た目になったかというと、日本の神である大国主命とごっちゃになったからだというわけですね。
なんでごっちゃになったか？は大黒（おおくに）と大国（おおくに）ていう単に読み方が同じになるからっていう。。。確かそんな話だったと思います。
③はこの寺院に現存している、代将軍吉宗の第2子徳川宗武が側室のために建てた宝篋印塔のことです。
その側室は子供には恵まれなかったようだけど、宗武がその人のことを大好きだったんでしょうね。側室に宝篋印塔を建てるのは大変珍しいんだとか。
てか、この宝篋印塔とやらは関東にも数か所しかないという。
うーむ、勉強になった。
そんな法話を聞かせていただいた後は、最後に本尊へ真言を唱えます。
ちなみにどうでもいい情報ですが、ケンボーは心を落ち着かせるとき、興奮したとき、恐怖に立ち向かうときは素数を数えるか真言を唱えます。
その後は本殿内を見学。
こちらの住職さん、もとは美術を専攻していたようでいくつか作品が展示されてました。
中でも床の間に掛けられていた絵画は美しい。
本来は掛け軸があるんだろうけど何ら違和感がないな。。メルヘンチックな色合いに関わらず、和室にうまく溶け込んでいる。むしろ掛け軸よりいい（素人的な見解）
ついでに自作した中庭も拝見。
江戸時代の禅僧である仙厓義梵（せんがいぎぼん）の作品、〇△□（マンダラと読むらしい）に影響を受けて作った庭のようです。
庭の各所で〇・△・□を表現するわけですね。
素人なんで〇△□の意味はよくわかりませんが、よく言われる黄金比と関係あるんだろか。
最後はこちらで改めてお参り。
本尊に直接触れることはできませんが、外まで伸びてる結縁紐（五色の紐）が本尊と繋がってます。この紐を握ってお参りすれば本尊と結ばれるわけですね。ありがたや！
授与した御朱印と限定御朱印の期間について
それではいただいた御朱印です。
左が期間限定（月替わり）、左が通常（大き目サイズ）。美術家らしいアートな御朱印というか、作品に仕上がっている。。！
その他、御朱印以外にも祈祷された住職さんの作品が多々あり、です。
〇期間限定の御朱印について
・毎月縁日の24日より、１週間ほど領布
・１枚１枚手書き（！）なので数は少ない（通常御朱印も同様）
・毎回、一人につき１枚のみ授与（期間限定・通常合わせて）
一枚一枚手書きであったり、授与の際に法話と真言を唱えたりと。
一人一人としっかり向き合っていただける寺院でした。
最後に
ー最強の御朱印スポットはどこか？－
【このケンボー、改めてわかったことがある】
【断言するが、都内に最強のパワースポット。。どころかパワースポットは存在しない】
【が、フィジカル（体力）では敵わない相手をテクニック（技術）で倒すスポーツマンが存在するように、パワー無きスポットが御朱印力で己が存在感を示すことは可能】
【故に、都内の御朱印は洗練されたものがあるのだろう】
ー大珠院でその答えの一端が示されるー
相変わらず何言ってるかわからない？イタイですね？すいません
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それではっ
