千葉県の最南端、館山市と南房総市で御朱印巡りをしてきたので記事にします。
- ルートと時間
- 大福寺(だいふくじ)
- 洲崎神社(すのさきじんじゃ)
- 安房神社(あわじんじゃ)
- 萬徳寺(まんとくじ)
- 小松寺(こまつじ)
- 能蔵院(のうぞういん)
- 高家神社(たかべじんじゃ)
- 千葉県内の御朱印(おすすめ・限定情報含む)と記事・市内の観光情報はこちら
ルートと時間
今回訪問したのは1泊2日で7社。せかせか行動すれば1日(8時間)で回れるとも思いますがたぶん大変です。千葉県広いよ。。。。
改めてルートを表示すると結構な距離です。他にもスポットはあるので、地元民でなければ1泊してその他も観光したほうがいいでしょうね。では順に紹介します。
大福寺(だいふくじ)
◯アクセス
千葉県館山市船形835
◯駐車場 有り(10台程)
崖観音とも言われるお寺。本殿脇には南国風の木が生い茂ってます。この風景、違和感しかないんだけども館山では結構普通にあります。
そうして奥には観音堂が。比較的新しめの懸造りです。そう、懸作り好きとしてこれを見にきたのでした。
本殿からちょっとした階段を登ればすぐに観音堂。もちろん入れます。しかしこの岩がかっこいい。
中もやっぱり新しめ。
景色は良いです。古さがないので風情はないのだけど、この景観はグット。観音堂てたくさんあるけど開けた景色が見えるところは限られるんだよなあ。
やはり懸造りは下から眺めるのが良い。
御朱印
本殿右手の社務所にて書いていただけます。
洲崎神社(すのさきじんじゃ)
◯アクセス
千葉県館山市洲崎1344
◯駐車場 有り(10台程)
館山には一ノ宮の神社が2社ありますが、ここがその一つ。
自然の中にそびえ立つ鳥居。凛々しいです。
随身門。奥を覗くとなにやら急な階段が。
なるほど。参拝するためにはこの急な階段を登らなければならぬ。。。随身門内に展示されてるポスターを見たのですが、祭りの際?は神輿を担いでこの階段を降りるようです、えー?正気か!? グレートだぜ、この神社。
拝殿。一ノ宮なのに参拝客もなく静かで落ち着きがあります。
階段前からは海が見えるのでした。この景色を見れることがパワースポット感を感じて良い。
御朱印
書き置きで残念ながら宮司は在中されてないようです。
随身門内にこのようなものがあり、ここでを納めて御朱印を勝手にいただくスタイルでした。
安房神社(あわじんじゃ)
◯アクセス
千葉県館山市大神宮589番
◯駐車場 有り (100台程)
もう一つの一ノ宮神社がこちら。こちらは参拝客もちらほら見られ規模も大きめ。一ノ宮らしい神社でした。
しかも。。官幣大社にも位置付けれてるようです。中社はよく見たことあるけど大社だと??
て知らない人にはなんのこっちゃな話ですしケンボーも大して知らないんだけども、一ノ宮と官幣◯社は格式高いということです。
さらに!創建が神武天皇元年??これもなんのこっちゃな話だけど、どうやら神話の時代らしい。す、すげえ。。。
参道沿いには桜並木。これはおそらく、春の景観は最高だな。良い神社のほとんどは参道が良い。
境内は広々としてました、 にも関わらず清掃が行き届いていて綺麗です。崇拝の強さを感じました。
拝殿前。うーむ。。とても穏やかな、優しい空気を感じる。これはパワースポッターでなくとも清められます、現に御朱印にしか興味ない相方もウキウキしている。。。これが安房神社の力。。!
境内には茶屋が設置されてました。
御朱印
宮司さんはおそらく常駐されてます。お守りも購入しました。
萬徳寺(まんとくじ)
◯アクセス
千葉県館山市洲宮1571
◯駐車場 有り(20台程)
正式名称は常楽山萬徳寺。行ってから知ったのですが、先に言うとこちらは御朱印はいただけません。
ここはなんというか。。。着いた時からマニアックな空気が漂ってるのがわかります。
だがこのケンボー、そういう空気、嫌いではない。
麓の入り口から少し登るとこのような受付小屋が。て、誰もいません。だ、大丈夫なのか??
で、入って少し進むと奥から受付の方が現れました。。。こんな閑静なところに一人でいるとは。作物の手入れやら、受付以外のお仕事もされてるようです。
そうして拝観料500円を払った後、参拝の手順などの説明を受けて参拝。
そうして山々に囲まれた広場にでると、見たかった大仏様がすぐ現れました。お釈迦様が亡くなられた時の姿を模した涅槃仏と呼ばれるものだそうです。こ、これは素晴らしい。
来た時はどうなるものかと思いましたが見応えあります、いつも思うことだけど、デカイものは良い。デカさは作り手の想いに比例するのだあ!
青銅の仏像では世界一の大きさだとか。造られたのは1982年と新しめながらも独特の風情ががあって良い。
それと変わった点としては足の裏に転法輪なるものが記されており、ここで祈願します。
なんだかちょっとした異国にきたような不思議なところでした。たまたまかもしれないけど人もおらず、個人的には穴場スポットでした。
小松寺(こまつじ)
◯アクセス
千葉県南房総市千倉町大貫1057
◯駐車場 有り(20台程)
お寺というと庭園や境内が綺麗だったり、彫刻や設置されているものが見事だったりと見応えのあるスポットは多いです。が、パワースポットとしては違う感があると思ってます。
しかし、ここはパワースポットだった!
境内はまあ普通(失礼しました)。ただお寺を囲むようにある周囲の山と森林が雰囲気抜群。ちょっとした秘境感があります。バッテリーが切れて写真はありませんが。。
元々は御朱印がオススメとのことで、それ目当てで来たんですけども。御朱印コレクターでなくともこのお寺はオススメ、とても落ち着きのあるところです。写真が撮れなかったことが悔しい。。。
そしてハイキター!!お寺にはお馴染みの猫もいます。背景と同化していて気付かなかったよ。癒されるじゃないか。
しかし人が近づいても全く動かずに寝ている。。。最初死んでるかと思いました、動かなすぎだろ。
そしてもう一匹。こっちは鐘を鳴らすと呼ばれたように現れました。めちゃくちゃ人懐こいです。肩や背中に乗ってきます。
自然と猫に最高に癒されました。
御朱印
御朱印は数種類有り。社務所は本殿の左手で、住職さんが書いておられる間猫と戯れられました。
時期により限定御朱印も書いておられるようなので今回はそれをいただきました。
小松寺の限定御朱印情報については下記の記事で随時更新しています。
能蔵院(のうぞういん)
◯アクセス
千葉県安房郡千倉町忽戸146
◯駐車場 有り(20台程)
正式名称は 青龍山能蔵院。花のお寺として有名らしく、季節によって綺麗な景色が拝めるようです。この時は生憎の冬。。。春まで待てば良かったかな。
拝殿内に入れたので失礼しました。
しかしこれはまた立派な天井。
全体的に萎びた感がなく、このお寺は小さいながらもいろいろと洗練された印象を受けました。
社務所からの風景。なるほど満開になったら綺麗そう。
御朱印
社務所にてお茶菓子をだしていただきました。とても美味しかったです。
住職さんは不在で書き置きでした。が、それでも立派に感じる御朱印です。
そしてなんと。この中央の印には般若心経がびっしり彫られてるとか。社務所では印が押された紙とルーペがあり確認できます。
確かに書かれてる。。。凄まじいこだわりを感じました。なんで敬意を込めて全種購入です!
高家神社(たかべじんじゃ)
◯アクセス
千葉県南房総市千倉町南朝夷62
◯駐車場 有り(20台程)
こちらは日本唯一の料理の神様が祀られている神社です。その神は磐鹿六鴈(いわかむつかり)という古代の人物。料理を味を認めらて、天皇の料理番として活躍した人らしいです。
その為に料理を生業とする人たちの聖地として厚く信仰されてます。
。。。ここは女子必見の神社なようです。
境内は小高い丘にあるようなイメージでしょうか。小さいながりも開けていて見晴らしがよい。
拝殿。茅葺き屋根が風情あります。
なお、この神社では年に3回(5、10、11月)庖丁式なる祭事が行われるようです。その時に参拝客の前で肉や魚を豪快に捌くとか。
神社からの風景。遠くには海が見えるのでした。
御朱印
参道の階段手前に社務所があります。
達筆です、なによりこの字体の癖と印のデザインが個人的に好き。お気に入りの御朱印になりそうです。
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以上が今回訪れた館山・南房総市の神社とお寺でした。
しかしこの地域は全体的に廃れた印象でした。若者がおらず、よくある田舎の商店や◯◯◯◯ショップではレジで爺ちゃん同士で談笑してます。海の街だし夏にはガヤガヤするのかな?
まあ、そんないかにもな風景に奇妙な安心感を覚えるケンボーなのでした。
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それではっ