群馬県の渋川市にある、渋川八幡宮について紹介します。
- 渋川八幡宮(しぶかわはちまんぐう)の概要
- 由緒・歴史(ざっくりで勝手な解釈を含む)
- 境内の様子と見どころ
- 御朱印情報(種類・期間限定等)
- 最後に
- 渋川市とその周辺の神社仏閣
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渋川八幡宮(しぶかわはちまんぐう)の概要
創建 | 建長年間(1249~1256) |
御祭神 | 応神天皇(おうじんてんのう)・比売神(ひめがみ)・神功皇后(じんぐうこうごう) |
御利益 | 子宝、安産祈願、子育て |
参拝の所要時間 | ~45分 |
境内の規模 | ☆☆☆★★ |
社 | ☆☆☆☆☆ |
御朱印受付時間 | 9:00~17:00 |
アクセス | 〒377-0008 群馬県渋川市渋川1 |
最寄駅 | 渋川駅(徒歩で約2.2キロ) |
駐車場 | 有り(数十台程) |
駐車場は県道33号線を挟んで境内の向かいにあります。数十台は停められそうでかなり広めでした。
由緒・歴史(ざっくりで勝手な解釈を含む)
県と市の教育委員会の由緒板によると
社伝では建長年間(1249~1256)に渋川義顕が、鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請し創建したとされる。
その後(ここからいきなり江戸時代初期に入り)入沢氏という豪族が本殿を建てた。
その構造は間口三間、奥行二間の流造りである。
ちなみに屋根は明治24年に萓葺から瓦葺に改修した。
しかも彫刻(その他いろいろ)等は桃山時代の特色がよく表れているんだぜ?
そんな本殿は1961年に県の重要文化財に指定されたのである。
とかなんとか・・・・萓葺から瓦葺に改修したのはメンテが楽だからか?とかくだらないことを考えつつ、本殿の重要文化財なのはわかったけども時代背景的なことがよくわからないことにモヤる(てかほぼ本殿アピール)
一応、渋川義顕について簡単にまとめると
・渋川氏の初代当主
・その渋川氏とは清和源氏の流れを継ぎ、且つ足利氏に仕えた中でも格上の武士
・ただ渋川義顕の後年の行方に関する記録はない
というところで。こちらの神社も詳しい記録はないのだろか。
とはいえ境内を見るに、地元を代表する立派な神社であるのが伺えます。
八幡宮については備忘録・考察記事を別に書く予定。
境内の様子と見どころ
鳥居をくぐると正面に建つ拝殿。
御祭神である応神天皇は弓矢の名手だったとの逸話があり、鳥居の前の他にも矢が立てられてます。
鳥居をくぐりすぐ左手には登龍門が有り。
看板には「悪しき思いを断ち切り 天まで登れ 宇宙に舞いあがれ」と壮大な謳い文句が書かれている。
で、試しに先に進んでみると、
祠?のような場所があった。
うーむ・・意図がよくわからないが。ここは名前の通り、難関を突破せよ的な願掛けスポットでいいのかな?受験生は立ち寄べきですね。
そして参道に戻りまっすぐ進むと拝殿へ。
ご利益としては子宝や安産祈願、子育てのご利益があるらしく、お宮参りや七五三では賑わうのだとか。
八幡神といえば武士の神で勝負祈願みたいな男系なご利益だと思ってましたが、最近いろいろ調べるとこういう女系なご利益押しの八幡神社もたくさんあるんだなと知りました。時代に合わせてでご利益も変わっていったのかも知れない。
ただ境内には神の使いとされてる「勝立蛙」と呼ばれる蛙の形をした岩があり、こちらが名前的にも男系なご利益を任されてるのかなと思います(蛙岩の写真は忘れた)。
そして拝殿左側はこんな感じ。
先にある拝殿は境内社の出雲大社です。子宝うんぬんよりもまずは恋愛からでしょと、その辺ご利益ありげな出雲大社をもってきたと(テキトー感)。
拝殿・本殿を左右どちらからもぐるっと回れるようになってますが、順路では左手から回るのが正しいよう。
というわけで左手から見学してみます。
この先には七福神が祀られている。
千社札(参拝の証に拝殿等にペタペタ貼ってる札)お断りとある。興味ないけど、やる人はやるんでしょうね。
群馬県はダルマの産地というところからでしょうか。鳥居の横には時代を感じさせるダルマが鎮座。
先に進むと七福神をそれぞれ祀る社がずらり。
七福神巡りをして奥に進むと、最後に祖霊社がある。
祖霊社から右手には本殿の裏道があり進めるようになっている。
ところどころに社があるけど全ては見れず。ともかくたくさんある・・・にしても意外に境内が広く参拝順路が長く、ちょっとした冒険気分を味わえる。
本殿裏道をズンズン進むと最後は拝殿・本殿の右手側に到着。
この神社が推してるご利益(子授・安産・子育て)の看板があり向かってみることにしました。
子授け・子宝の石というのが置かれています。
え・・・まだあんの?
そろそろいいか、と思う辺りでまだ先がありました。しかも坂道だし。「こんな坂なんの坂」と良くわからないことが書かれた看板もあるし。
としあえず行きます。
上に登るといかにも自己主張してる屋根と看板。看板にはこう書かれてました。
心無き花・木盗人さん
美しい木や、花も醜いけがれた貴方の心でやがて枯れ、貴方の心も萎む時がくるでしょう。
心なき人に見られる花の哀れさよ 盗まねば見られぬ人の心根のなんと汚し。
うーむ・・・・意図がわからずモヤる。何かあったんですか?と勘ぐりたくなる内容だけど一体。
詩かと思い調べてみたけど、「花泥棒は花の美しさに惹かれて盗んだのだから仕方ない」的な和歌で、花泥棒を咎めてるっぽいこの内容とは逆だよなあ。
そして奥には由緒書きでアピールしていた瓦葺がありました。
と、こんなところですかね。
御朱印情報(種類・期間限定等)
渋川八幡宮の御朱印についてまとめます。
期間限定御朱印 | 無し |
種類 | 1種 |
サイズ | 片面 |
カラフル系 | 無し |
手書き | 有り |
初穂料 | 500円 |
場所は右手にある社務所にて。
それで今回いただいたのは御朱印がこちら。
この日は書置き。時期が過ぎれば直書きもしてくださると思います。
「勝立蛙」のスタンプが押されてました。
なお伊香保神社の御朱印もこちらでいただけます。
最後に
渋川市は有名なところも含めて神社仏閣が数多くありますが、御朱印巡りで渋川八幡宮はこの辺で定番の神社と言えます。
そして近くには伊香保温泉もあるので、温泉で泊まりつついろいろ散策していきたいですね。
渋川市とその周辺の神社仏閣
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