伊豆の観光をしてきた際にこちらの宿にお世話になりました。
自分ビンボーですが温泉宿に泊まる時は贅沢に露天風呂付き客室に泊まるというやっかいなこだわりがあります。
伊豆の東にあって海と日の出を温泉に浸かりながら眺められる場所はないかといろいろ探した結果、ここに決めました。それももちろん一番高い部屋だあ!!(いつものように後から後悔)
御宿 風月無辺(ふうげつむへん)について
○アクセス
静岡県東伊豆町大川1096−1
○チェックイン/チェックアウト
14:00/10:00
○コスパ ☆☆★★★
この日はセール期間を利用して一人約25000円でした。定価だとたぶん40000万/1人以上だろか。
だとすると定価ならちょっと高い、割引やセールのある期間なら妥当です。というか通年割り引いて営業されてるのかもしれないけど。
○部屋 ☆☆☆★★
広い、けど高級感はありません。ベットは寝心地良かったですけど。
ちょっとリッチなコテージに泊まった感がありました。ちなみに清掃は行き届いてそうです。
○ 接客 ☆☆☆☆★
親しみやすそうな方達でした。でありながら挨拶がとてもしっかりしていた印象です。
ただ主に対応してくれたのが新人さんだったのか、大変そうでしたが。。。そこだけもう少し余裕をもって且つエレガントに接してもらえれば良かったです。てエレガントってなんだよ。
○ 風呂(客室露天風呂) ☆☆☆☆☆
展望と広さの点から5。これぞ露天て感じで目の前には絶景が広がってます。また客室露天の中では大きいほうではないでしょうか?3〜4人は足を伸ばして入れるくらい広々としてました。
温泉は癖がなくややぬるめで入りやすいです。個人的には熱い方が好きだけどまあいいんでないですかね。
ちなみに大浴場は客室露天風呂とほぼ同じ景観や形ぽかったので入ってません。
○食事 ☆☆★★★
このケンボー、やっかいなことにビンボーな癖に舌が肥えてしまっているのでこの評価。刺身は美味しかったとは思うけど他はちょっとなあ。。。セール期間で泊まったから。。?でもこの価格帯なら他に美味しい料理を出す宿はあります。ビンボーなのに生意気言ってすいません。
○その他設備 ☆☆☆☆☆
独特という点から5。宿までモノレールに乗ったり敷地内を自動カートで移動したり他の宿では体験できないことができます。これは思い出にもネタにもなるんではないですかね。
という感じで以下に詳細です。個人的な総評は最後のまとめに書きます。
フロントへはモノレールで移動
国道から脇道に入り、しばらく山道を車で走るとこんなバーが現れます。普段閉まってますがインターホンで連絡すると開けてもらえました。
予想はしていたがやはり駐車場にはワンボックスやVIP車が停まってます。そんな中県外ナンバーの愛車(軽)で入るケンボー。。。貴様らが高級車に乗る者たちであっても今日の最高ランクの部屋に泊まるのは我よ。
とかなんとか勝手に勝ち誇ってみたり。
それでバーを進んだ先にはそんな駐車場とこのモノレール乗り場があるのでした。ここから約4分程モノレールに乗ってフロントへ向かえるようです。
うーむ、変わってるねえ。。
ここで気付くと思いますが、たぶん宿(の敷地内)からの外出はできません。できるかもしれないけどまた駐車場まで降りていくのは面倒でしょうね。
モノレールはこんな感じ。
乗り込むと洒落たメロディーと音声案内が流れるのでした。
こんな山中を切り開いたレールをグイングイン登って行きます。
モノレールからの絶景、観覧車に乗ってるような楽しさがありました。
そうしてしばらくするとフロントのある建物が見えてきます。て既に中居さんがお辞儀してます。
そうして美味しいお菓子をいただきつつチェックイン手続きを済ませました。
自動カートで敷地内を移動
その後は別の建物にある部屋へ案内。
この宿はフロントを始め部屋や大浴場、食事処などの各棟が離れてます。
モノレール乗り場にあった案内図。
それぞれ歩いて行ける距離ではあるんですが坂道がかなり急なんで大変、そのため自動カートで移動するのでした。
自動カート。ホントに勝手に動きます。
うーむ、変わってるねえ!
これ。。。自動運転の先駆けじゃないか??なんて。
ただ坂道を動くのでだんだんお尻がシートからずれます笑
敷地内には宿の他にグランピング場がありました。ちなみに大浴場については宿の利用者とグランピング利用者はそれぞれ別の浴場になります。
宿用の大浴場。ただ客室とあまり違いがなさそうだったので利用しませんでした。
勝手に戻っていくカート。温泉宿で見るには不思議な光景です。
部屋(特棟)
そうして部屋の棟に到着!
部屋にあった案内図。
特棟からは自動カートを使わずに歩いて大浴場へ行けます。
玄関と通路。
部屋は和室と洋室(寝室)の2部屋です。
洋室とベット。ローベットですがふかふかでした。
洗面台と奥にはシャワールーム。
内観はこんな感じで広々としてましたが特筆すべきことは無さげでしょうか。。。安くてこの部屋ならうおー!となりますが。
広さが違うくらいで作りは大体他の部屋と一緒だと思います。
という感じで部屋のインパクトはありませんでしたが。この宿の売りはテラスとそこに設置されてる露天風呂です。
テラスと露天風呂
テラスの目の前には海と伊豆大島が見えました。部屋によって若干の違いはありそうですが。
うーむ。。。しかしこれは。。。。。絶景!そして圧倒的開放感があります。ウグイスの鳴き声が聞こえるのがまた良し。
テラスを降りるとすぐに風呂。シャワールームからも行けます。
でかい。
露天風呂は大きいです、これまで入った客室露天風呂で一番でかい!3〜4人くらいなら余裕です。
湯船からの景色。開放感抜群。
湯元には湯の花が咲いてました、て咲いてるて表現でいいのかわからないけど。
やはり源泉掛け流したまらん!先にも書いたようにややヌルいですが細かいことはどうでもいいです。
とこんな感じに周りが自然しかなく遮るものもない最高のシチュエーションでした。裸族ではありませんが周りの目を気にすることなく素っ裸になって大自然の中を仁王立ちしつつビール飲んでみてください、最高です。最高でした。
夜の風景と日の出
夜の景色は真っ暗です、まあ目の前が海だから当たり前なんだけど。。。部屋によっては遠くの街の明かりが見えたりすると思います。
ただ月が見えたら綺麗でしょうねー、この日はちょっと雲掛かってましたがそれでも綺麗でした。
そして東伊豆といえば日の出じゃないですか。ここでも見れるはずだと思い、この日は人生初の日の出を見るべく頑張って4時半起きします。元は取らなきゃ。
ぼんやりとオレンジ掛かってきました、あそこから太陽が出てくるようです。日の出って夕日みたいなんですね。
キタコレ。。。
きた。。。
きたきたきたきたーー!!!!!
美しい。
それ以外言える言葉がありません。
まとめ
というわけで絶景な初日の出を堪能した今回の宿。以下個人的な総評です。
総評 ☆☆☆★★
共用の大浴場と部屋が普通で物足りない。。。のはいいとして一番残念だったのは料理です。若者なら大丈夫だろうけど年配者にはちと物足りないんではないかな。。価格が価格だけにそこが気になりました。
それと客室の温泉を調節したい時に自分で加温、水足しができずフロントに連絡しなきゃいけないのが不便ではあるかなあ。自分はそのままのお湯に浸かってたからいいけど。それに限らず共用風呂に行くにもカートを手配してもらったり、まあ面倒といえばそうかもしれません。
とかなんとかまず批判をしつつもこのケンボー、おススメできない宿やグルメは記事にしないというポリシーをもっている。その辺の胡散臭いゴリ推しキラキラチックなブログと一緒にしないでいただきたい!
ここの客室の露天風呂と景色は悪かった点を補い余るくらい最高だと思います。こういったハード面は改良するのは難しいけれど料理やサービス等のソフト面はいくらでも直せますからね。今後に期待です。上から目線ですいません。
それとモノレールや自動カートはちょっと初めての体験でわくわくしました。他にはない設備でいい話のネタになるんではないでしょうか。余談ですが届け物を頼んだ際に従業員がカートを使わずあの坂道を全力で走ってきたのは心揺さぶられました。本当にお世話になりました。
というわけで伊豆は多くの温泉地や宿があってどこを選んだらいいのか迷ってしまいますが、一度はこの宿を利用してみるのはいいんではないでしょうか。
周辺の観光情報はこちら
それではっ