パワースポッター(自称)のケンボーです。今回はスポッターらしく、マニアックな神社を訪問しました。やはり観光客でごった返す場所などつまらん!
磯前神社
◾︎アクセス
田村市常葉町早稲川字上遠野232
◾︎駐車場 有り
◾︎規模 2
◾︎秘境度 4
◾︎マニアック度 5
神社についての説明。
しかしこれだけだと由来などもよくわかりません。。。その謎さがそそられるんですけど。
懸造り(かけづくり)について
コトバンクより
山間あるいは川岸・海岸・池畔などで、一部分を斜面あるいは水面に張り出して建てること。また、その建物。掛け出し。崖がけ造り。
また釘を一本も使わずに骨子を組み立てる手法です。
同じ懸造りの記事ではこちらもどうぞ
しかしこの懸造りですが。お寺、観音堂にはよく見られる建物なんですが。
神社でこの建物は大変珍しいです。いろいろ調べては見たんですがもしかしたらここしかないんじゃないか?では以下に行ってきた感想書きます。
そこは田舎である
ここは福島県の田村市という、まあなかなかの田舎にあります。
向かう途中、田村市の市街地を通り過ぎましたが。都会からきた人にはそこすら田舎と思うでしょう。福島県の町といえばこのくらいの規模がどこにでもあるんですが。
で、この神社付近までくるともはや田んぼと山と一軒家がちらほらと〜しかありません。
夏休みにじじばばに会いにきた子供らが虫取りをする昭和の風景、そのイメージそのままです。
たまらん。
そうして目的地に到着。
うむ。
山中である。驚いたのが10数台分の駐車場があること、更地ですけどね。
ここにそんな人がくるのか。。?
駐車場には車が数台止まってましたが参拝者は1人もいません。。。おそらく近場の別のところへ行くのにここに止めてるんでしょう、緩い田舎あるあるです。
神社に辿り着くまでの一本道。途中対向車と通り過ぎましたが道を譲ってもらえました、福島の人間は優しい。
周囲は山である。。。
参拝へ
あいにくの雨でしたがこの程度でパワースポッターは萎縮しない。
傘も忘れましたが突き進みます。
そうして進むと
本殿??と思ったけどお賽銭箱もなく写真のみ。この神社、調べてはみたけど情報があまりないです。。。たがその謎めいた感に心惹かれる。
そうして右手には
鳥居とその奥に見たかった懸造りが!!
きたわこれ。。。。うっすらとオーラを感じとってきました。
規模はそれほど大きくはありません。が、細細かい階段を登る必要があります。
た。。たまらん。。!
雰囲気でてます。地元の人には当たり前のように存在する神社なんだろうけど。こうしてひっそり佇んでる社にケンボーは神的なものを感じる。
建物の下までくると
うおおおおおおおおおおおお!
懸造りを下から眺める感動!
てマニアでもないとよくわかりませんねすいません。
。。否、わかってほしい、この圧巻さを 。
この懸造りは規模が大きいものではありませんが、超間近で見れることに価値があります。
そして思った通り、下を潜ることができる!
当然いきます。
いつも思う。
この懸造りを建てた人たちは一体何を考えていたのだろうかと。
高いところ、場所によっては断崖絶壁で、そしてこんな岩の上にわざわざ。。狂気としか思えん。
そして奥にはこの建物の床上にいける階段が。
ちょっ。写真左の岩が邪魔で普通に上がれません。おかしな姿勢で這い上がる必要があります。でかい人には無理なんじゃないか??
子供は喜ぶだろうなこういうの。
上がると参拝場所である鈴諸を発見。
なんだろうな、結構1人でくると怖いかもしれません笑 こ、これは神への畏怖か?このケンボーが恐怖している。。?
とかなんとか。参拝して敬意を示すことに。
でも賽銭箱がありません。。。どこだ?
社の中にありました。。。なぜだ?
なので、外から5円玉を投げ入れて参拝しました。よく見ると結構小銭が溜まってます。
やっぱりお参りする人はいるんだな。
社からの風景。
この先ずっと変わらずにあってほしいと思います。
以上が福島にある数少ない懸造りの一つ、磯前神社でした。
それではっ