ケンボーは思う。
オーラというものは確かに存在する。
それは詐欺師の言う光のオーラとかではなく、周囲の者の反応であったり尊敬、敬意、神社の造りから感じる美しさなどの雰囲気がオーラそのものだと。
なんてたまには似合わない台詞を言ってみてもよかったでしょうか?
というわけでオーラがおそらく県北最強の神社に行ってきました。それが今回記事にした金鑚(かなさな)神社です。また目と鼻の先にある大光普照寺(だいこうふしょうじ:通称 金鑚太師)というお寺も一緒に訪問しています。あまりに近いのでセットでいくのがいいですね。
- 金鑚(かなさな)神社
- 境内
- 登山することとした
- 御朱印
- 大光普照寺(だいこうふしょうじ:通称 金鑚太師)
- 境内
- 裏山も散策
- 御朱印
- まとめ
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金鑚(かなさな)神社
○アクセス
埼玉県児玉郡神川町二ノ宮750
○駐車場 有り
○規模 ☆☆☆☆☆(山を含む)
○秘境度 ☆☆☆★★
○県北部屈指のオーラ ☆☆☆☆☆
日本神話に由来する歴史ある神社。
そうなんだよなあ、神社って人でも動物でもなんでも神様にすることができるわけですが。
やっぱり神話系の神社の雰囲気が好き。
境内
国道462号線沿いにドーンとでかい鳥居がたってます。それが金鑚神社への入り口。
駐車場はこのでっかい鳥居を潜った先にあります。参道前とその手前にある公園入り口付近の2箇所にありました。
閑散としたところなんだろーなーと思ってたのですが、結構車が停まってます。というか観光バスまである。ここってそういうとこなの??
こんないい感じの参道を進んでいきます。
地図を見ると隣は公園になっている様子、今回は寄り道することはありませんでしたが。
そしてまずはこの多宝塔が右手に現れます。室町時代に建てられたらしく国の重要文化財に指定されているとのこと。
しかし紅葉に彩られた姿は美しい以外の表現がみつかりません。なんて、キャラでもないセリフを言ってしまったりする。
この建物からしてみなぎっている。。。確信した、ここは県内屈指の神社である予感。
そうして多宝塔をじっくり眺めた後に先へ進むと朱色の橋があり、この先に本殿がありそうです。やっぱりところどころオーラを発してくるような景観。
ただ、境内は思ったよりも小さく。最後の鳥居をくぐってまず現れたのはこの神楽殿、そして右手に拝殿がありました。
こちらが本殿、ではなく拝殿になります。
そして裏側をみてみると。
。。。なるほどどうして。
本殿は存在しなく、裏手にある御室山を神体山として祀る形をとっているようです。
このような形の神社は全国でも珍しい、てか歴史ある神社では他に2社しかないとかなんとか。やはりこのケンボーの目に狂いは無かった!
登山することとした
そしてこの神社は御獄山の山麓に鎮座しているのですが、この山を登ることができます。
社務所で地図をもらうと、どうやら一周できるコースになっておりトータルで1時間程かかる見込みでした。
なのでパワースポッター的にも、大した準備はしてませんでしたが登山というほど大変なものでもないらしいのでいくこととした。
なんでも鏡岩というスポットが有名らしいのでとりあえず上の写真から右手(反時計周り)で向かいます。
このように整備された道を進めるんだけど。。。これがなかなかどうしてキツイ。軽い気持ちで向かうのはやめたほうがいいです。甘くみたことを即後悔しました。おっさん化が進行しているようだ。
道中、意味ありげな石像が置かれてますが疲れてじっくり見ることなく頂上を目指すのでした。
ただこの山。。ところどころに神的な雰囲気を感じる。
こういうことを言うとマジ者かと思われてしまいがちではありますが、幾多のパワースポットを訪れるとわかります。
そうしてとりあえずは鏡岩に到着したんだけれど。
うーんこれかー、個人的にはあまりビビっとくるものはなかったです。表面が磨かれたようにツルツルしてるから鏡岩、なのかな?
ここは名所をみるよりもやはり雰囲気を感じることが良いな。
てわけでちょっと見たらすぐまた頂上目指しました。
てかこの辺りでだいぶ息切れます。
ここを登れば頂上か?
と思いきやそうではなく。。。左右のルートが交わる広場でした。ここから頂上目指すか、逆のルートで降りてくかの選択をしなければなりません。
まあ、ここまできたら頂上目指します。
ただ連れがここまで来といてリタイアしたのでしれっと置いてくこととしました。
頂上までは約10分とのことでしたがここからは険しい。。。体力に自信ない人は辞めておいたほうがよさそう。
挙句の果てにはロープまででてきた。。。これをよじ登れば頂上です。そして
到着!!
ただし感動よりかは疲労感の方が強し(白目)
そして山頂からの風景。
そう。。。残念ながら景観はいまいちだったのでした。
そうして途中の広場まで戻って連れと合流。反対の進路から帰ろうと思ったのですが。。
連れはよっぽど疲れてしまっていたのか、来た道を戻ってさっさと帰ると抜かしはじめました。貴様、、それでもパワースポッターかこのやろう!!
なんとか引き止めようと説得したり子供みたいにかわいこぶったり駄々こねたりしてみましたが聞く耳持たれず。お互いふてくされながら下山したのでした、聖域でなんたることよ。
本来ならば反対のルートには奥社があるようです。登山するのであればケンボーのように中途半端で終わらせることなく絶対一周してください。
というわけで。頂上の景観やら鏡岩やらはなんともいえませんが。山から発する霊気のようなものを登りながら感じました、何せ感覚が研ぎ澄まされてますからね。ここには八百万の神がいます。
御朱印
そうして社務所まで戻り御朱印をいただくこととしました。
が。
先ほどまでいらした宮司がおらず。。お子さんなのか嫁さんなのかはわかりませんが代わりに対応してもらいます。その結果書き置きをいただくことになりました。。。神域で喧嘩するからバチが当たったようです、残念。
通常は書いてもらえると思います。
大光普照寺(だいこうふしょうじ:通称 金鑚太師)
そうして次に向かったのがこちらのお寺。
場所は神社のすぐそこです。
○駐車場 有り
○規模 ☆☆☆
○秘境度 ☆☆☆
○紅葉とのマッチング ☆☆☆☆☆
宗派は天台宗。聖徳太子によって開創されたお寺なようです。
。。。て、何気にすごくありません?あの聖徳太子て。神社同様に歴史があるじゃないか。。
なのに神社に比べ参拝者はあまりいませんでした。本殿内では厳かにご祈祷が行われてましたが。
境内
では参ります。なぜか大通りに面してる門は閉じられており、駐車場側から入ります。
こじんまりとしてますが洗練された境内。時期が良かったのもあってところどころが写真映えします。
ここも紅葉がきれい。
で。素晴らしい景色がここにはあったのですが。。。この石像は一体。。。表立っては言えないことですが、やや不気、いえ、失礼致しました。
そして本殿。ここは中で社務所やお守りの販売をしてます。けれど残念ながら中の撮影はNGとのことでした。
裏山も散策
このような脇道があるのですが。進むとちょっとした丘にいけます。そこは見晴らしが良く鐘楼が置かれてました。
本殿を見下ろせる場所で、且つ紅葉や夕日に実にマッチしています。
どやあ!(最近フォトジェニックな写真を撮ろうと必死こいてます)
ただこの辺りは何かしら動物がいるようです。散策してるあいだ林の方からがさがさ何かが動いてる気配がありました。たぶん小動物で無害だと思いますけど。
御朱印
こちらではちゃんと手書きの御朱印をいただけました。
達筆です、ありがとうございます!
まとめ
埼玉県の児玉郡という、なんとも行くきっかけを見つけるのが難しいところにこのような素晴らしい神社お寺を見つけられたのはいい発見でした。
特に神社については埼玉県の四天王的な神社を脳内で勝手に決めようと思っていたところです。ちなみに現在は三峰神社と氷川神社を入れてるんですが、この神社を加えることとしました。残るは一つ!
て何を言ってるんだ。
つまりですね。
埼玉の四天王神社。。。。それすなわち
北の金鑚。。。
。。。西の三峰
中央の氷川。。。
そして東の。。。
みたいなナレーションつきのよく分からないストーリー作ってました、脳内で。て南はどうするんだ。
て本当に何を言ってるんだ。
ともかく、それくらい自分の中では雰囲気のあるいい神社だなーと思いました。
もちろんお寺のほうも良かったです。神社とはまた違った景観美があるので、二ヶ所セットで巡りたいところでした。
というわけで本当にありがとうございました
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それでは